人生100年時代の未来への準備
2022年3月18日発刊の単行本
あなたはこの本をご存じでしたでしょうか?
私が2018年、19年、20年あたりに中学生と高校生に話していた内容とほぼそっくりな内容でした。
私が学生に話した内容は2パターンありますので、それらについて話していきましょう。
高校生からの人生相談
相談場所はなんと部活中です!部活と全く関係無い話題を質問されましたが快諾!気になった事は自ら行動して情報収集しようと!声をかけながら話を聞いてみました。
●データサイエンティストになりたいと思ってるんですけど、実際の世の中に出てどうなんでしょうか。
その時はまず、データサイエンティストがどんな活躍が出来るか、しているか簡単な統計学を即興で会話しました。
こんな感じです。グランドの金網フェンスを2次元散布図に見立て、これを仮にデータ1000個分を可視化するイメージで仮説解を3個ゴールとする近似曲線を描く。
⇒そうすると一定の方向性が見いだせ、データから一定の解が導き出せることになりマーケティング等に活かせること等を会話しました。(高校生も納得)
●何処の大学(学部)に行ったらいいのか
大学に行った先に何をしたいと思ってるの?大学に行くことが目的では無いと思うんだけど、やはりその先が何をしたいか?何を目指したいのか?そこを描き決めた方がいいかな。学歴社会等もあるけど、誰と何を学ぶかの環境も大事だよね。後は大学に行くと友達が大学内起業する人が必ず1%以上はいるだろうから、その人達がどんなプロセスとアプローチしてるのか等をよく見て、中身(題材)を変えれば君も起業は可能だよ。或いはその友達と一緒にやるでもいいしとにかくやってみることがいい経験になると思うよ。成功は勿論狙うべきだが失敗はつきものだし、そこから又、学べばいいんじゃないかな!?
●ベンチャーとかどうなんですか
先輩とかもベンチャー企業に入ってるし僕もそこを目指そうかと思うんですけど、実際どうなんですか。或いはちゃんとした企業とか大企業とか。
といった感じで自分の将来の話しをしてくれました。この時期は色々と将来の事で悩んだりしますよね!よく気持ちが分かります。因みに話していた場所は部活動真っただ中のグランドです。教室とは違った環境かつ学校の先生では無い私に聞いてきてくれたので、喜んで応対しました。
実はこの前段でこうなってもいいように、部活が始まる前の挨拶で
『私は○○で、●●の指導も出来るけど、学校の先生ではない分、君達には『仕事や大学の事、社会の事など色な事が話をすることは出来るから、気になることがあれば遠慮なく話かけてね』
と最初に自らをラベリングさせて、オープンマインド化した効果もあったのではないかと思ってます。ザ、作戦勝!残念ながら学校の先生だとここ迄演出家ではないので、正に多様な人が教育現場に育ことの大切差でもあり重要な要素だと捉えてます。どうしても学校の先生だと偏ってしまうし、多様な経歴が少ないこともあり役割が違うので本当に必要だと思います。
高校生へはまず、
『夢があって素晴らしいしそれに向かい情報収集も出来ているし準備いいね!』
と声をがけしつつ、その生徒からは学校の授業や部活よりこっちの方が興味があって色々と調べているんです。と話してもらいました。
そこで、興味あることは素晴らしいしもっと色々と多角的に調べたりしてもいいんじゃないのかな。とアドバイスを送りつつなんですが、ここからが、冒頭紹介した本とほぼ同じ内容を話してました。
日本大企業とか色々と新しいことはやっているけど、内情はベンチャー等から技術なりサービス等を買ってきて、自社のブランド力、信用力や販路を使って世の中にサービス等を提供してるのがかなり多いんだよ!
●●電気、○○自動車、○○製薬、▲▲不動産、◇◇建設、・・食品とか、、、、、
で、実際の消費者も有名企業が提供してるし、安心だし、保証とか何かあってもサポートも手厚いしと認識(バイアス)し想い込んで商品やサービスを購入してる訳なんだよ。だって君も何処の誰か分からない人から何か購入したり、いきなり信用したりするのは余りないでしょ?
そう言われると確かにその通りかも知れないですね。
で、そのベンチャー達は事業をそのまま売却するか、一緒にやるのかを選択することになるんだけど、一緒にやる場合は契約をある程度詰めてもパワーバランスもあって、気づくと丸裸にされていて技術やアイデアだけ盗まれて(法令上の盗みではない)なんてケースもチラホラあったりしたり、そもそも優秀なエンジニアや技術者等が在籍してるので直ぐに模倣されて自社商品(PB)化して市場に出すなんてこともするからそこは気を付けないといけないところなんだ。
或いはさっき話した事業売却して、又、新しいサービスなりを創り出す人達もいるし、若くして40~50代より遥かに資産を構築してしまっている人達もいたりするんだよね。全く羨ましい限りだよ。そんな状態になってるとは高校生では知らないと思うけど、実際既にこの日本でも起きているんだ。若くして銀座で豪遊してる人達とか?どうして若いのにお金をそんなにもってるの?等など色々世の中見渡すとあるよ!これは今も昔も変わりないんだけどね(笑)
高校生は『へぇ~そうなんですか』と目を見開き、食いつくように会話が弾み、学校の授業よりはるかにし面白いです。
私からは部活中だけど、冷静に大丈夫?と声をかけつつ、高校生からは『大丈夫です。こっちの話の方が大事だから』と即答されてしまいました。私も部活動の顧問の先生の様子を遠目で身ながら(会話の声が届くところではないで)、高校生に色々と社会事情を話しました。
最近SNSとかでも比較的若い方が成功してる姿は見たことあるかな?
高校生からはあります!と具体な名前を上げつつ、あの人達って凄いですよね!と話つつ、自分も出来ないかなぁとそんな素振りもみせつつ目は物凄く輝いていた事が私の中で一番印象に残っている瞬間です。誰しも興味あるものに邁進出来ると輝ける状態になるものですが、高校生からでもそんな輝かしい目を見れたのは本当にここにきて良かった思いました。
●●部活の指導は顧問の先生でも出来るし、私も指導も出来るけど(実際は指導をしに来てる)、私の願いとしては、部活よりは私ならではのことが出来ることを提供した方が高校生にとっても良いと考え臨機応変に対応していました。ある意味食いつく生徒を探し、深堀させたいと思っていたので作戦成功でしたね!
勿論、部活の練習も多様な練習を入れてましたよ(今回記事とちょっとそれますが)。学校の先生が行うよくある練習メニューではなく奇想天外な練習メニュー。奇想天外といっても実際は理に適ったものばかりなんですが、高校生としてはやったことないですとか色々意見もありつつ、日常の部活以上に楽しんで取組んでもらいました。
少々脱線しましたが、どうして私がそこ迄知っているかですが?多分先を考える事が好きだからだと思います。
何だそれだけ?とか思うかもしれませんが突き止めると多分そんなもんだと思います。
ただ、これだけではつまらないと思うので参考で裏事情をお話します。
●2015年位の話しです
新規事業や新規アイデア等のネタ探しに自分の領域以外の集まりに参加するようにしました。
参加してたジャンルは多種多様です。人事系、テック系、医療系、飲食系、サービス系、建設系、人工知能研究等など本当に様々なジャンルに顔出して人脈を作り、情報収集しそれをもとに現状がどうなっているのか!近い将来どうなるかを予想するとともに、数年前の米国ベンチャーで有名な地と言えば『シリコンバレー』ですよね。そうシリコンバレー初のBusinessアイデアをウォッチしており、米国で何が流行しだしているのか?それが解れば半年~数年先に日本でも同じような現象が起きる起こす人達がいるので、これらを複合してBusinessや投資をしておけば面白いことになる。そういった思考のもとで行動してました。更に加えて言うと、米国のエンジニアが何処の国の出身者が多いかも重要なので、そこで目が離せないのが『イスラエル』です。
イスラエルと言えば皆さん何を想い浮かべますか?
中東イスラエル、徴兵制度もありますが軍事技術ももの凄い高い国。そして最近で有名なのがコロナ対策でも世界に先駆けて情報戦を制し有利に対策を進めていたことでしょうか。後はユダヤ人ということもあり大昔から商売が物凄く上手いことですね。華僑の人達も上手と言われていますが、歴史的にみるとどちらに軍配が上がるのか難しいですね。
で、ユダヤ人でBusiness系で有名な方は誰でしょうか。
Google創業者:ラリー・ペイジ
Facebook:マーク・ザッカーバーグ
キリスト教:イエス・キリスト
天才物理学者:アインシュタイン
映画監督:スティーブン・スピルバーグ
マクドナルド創業者:レイ・クロック
Microsoft:スティーブ・バルマー
添付のMAPは少々古いですが、それでも世界を代表する名だたる企業ばかりですよね。と言う訳でやはりイスラエルの動向も絶対に外せないので情報を取りに行く必要があります。但し表だっては治安等の問題もあり日本の企業(人)は余り手を出さない傾向にあるのと、仮にイスラエル企業と日本企業が交渉等をすると大抵の場合、イスラエル側はベンチャーも多く直ぐに結果を求める、契約を取りにくる。逆に日本は本国に確認する、実績がないとか、即断即決が出来ないので破断になるケースも多く、イスラエルの企業側でも日本と余り積極にはそもそも交渉をしない風潮が生れてしまっているようなことも耳にしてました。耳にする前からやはりそうか!と予想通りなんですが(笑)
その中でも実際にイスラエルのベンチャー企業等と商売をしてる、出来てる人物もいるわけなのでそういった人達とも接点を持ちながら、情報を満遍なくとり戦略を練るための情報収集をしていました。
この内容が正にこの著書とほぼ同じだったんですね!
日本の現状
最近、大学の教授とか客員教授とか、○○研究所とかDX(デジタルトランスフォーメーション)化といった内容で講演や研究をされてる方もいますが、そもそもこのDXが何時、何処から日本に来たかあなたはご存じですか?
そう!日本に来た=日本発ではないということです。で、研究者等も日本で浸透してきた内容を踏まえて、後追いで研究をしているにすぎないので、既に世界を見渡せばそれなりの応えが出ていて、またそれを日本は真似ることになることになります。勿論、多少のアウフヘーベンはありますが本当にやることが遅い!遅いというか出来ないんでしょうね。正にこれも不条理な会社人生なんだと妄想してしまいます。
若い方で成功してる方は拠点を海外に移している人もいますし、何時の時代も住みづらい、商売がし辛いところからは人は去って行きます。日本の戦国時代も正にそうです。あなたの歴史を学校で勉強してるので覚えているかもしれませんが、楽市楽座を最初に始めた戦国大名は誰かご存じですか?
残念ながら織田信長ではありません。
小中高で織田信長と習っていたとしたら、あなたは間違った歴史認識をさせられています。時代ごとに都合の良いことしか教えない教育が日本の教育とも揶揄されていることもご存じですか。
それはともかく、では誰が最初なのか?
⇒六角定頼
もう少し深堀すると、自由に商いはさせるものの掟は守るよう仲裁をする。皆ルール通りに行えば自由に商いしよう!
みたいな感じのようです。恐らく六角家は当時、権力を手にしていた周防の大内氏の商いも調べて取入れていたんでしょうね!
で、信長はいいとこどりをして楽市楽座を開いたんでしょうね。信長公記では六角家の楽市楽座を参考にしてるようなことも記載されていますので、まず間違いないでしょうね。そして更に発展させたのが羽柴秀吉(豊臣秀吉)、そして安定的に経済を回す基盤を更に作っていったのが徳川家康ですね!
戦国時代の経済史に興味がある方は下記コンテンツでも紹介していますので、是非チェックしてみて下さい。
学校では教えない方法で日本経済史を学び、お金が稼げるようになるレベルで学びとることが出来ることになると期待しています。
余談ですが、長篠の合戦の本当の目的はあなたは知っていますか?いつの時代も○○で人は争い続けて歴史がよく分かると思います。
まとめ
ちょっと脱線してしまいましたが、どうして日本経済史迄上げたかあなたは想像出来ますか?
それは、新しい仕組みや良い取り組みをどんどん真似て進化させてるのは何時の時代も平均的に若い力です。中にはお歴々の方々もいますが、大抵は若い力が斬新なアイデアで時代を切り拓いています。若い人達は先人達が既に積み上げた成功法則や様々な手法を学び取る事ができます。そしてどうして上手く行かなかったも知る事が出来ます。
そんな学びを活かし、行動出来るか或いは行動するかで要は決まります。出来る出来ないではなくて『やるか、やらないか』でのシンプルな思考で良いと思います。
若くして億万長者になりたければ、起業をして世の中に新しい風を吹かせてみよう!何も台風並みの風はいらないので、そよ風、超微風でいいんです!何か新しい事をスモールで始めそれを徐々に育てていく!
或いは、仕組み化を行い完成したらローンチするなどの手法もあります。現代社会の潮流・世界の常識は先に仕組み化をしてからかローンチです。日本はマーケティング、分析、開発、スモールスタート等といった感じで既にこの時点で世界と違う歩となり競争に負けています。全敗というわけではないですが、世界を俯瞰して判断されてしまうと敗北の二文字となってしまいます。
なので、こういった手法も参考にしながら世の中に付加価値提案を行い、人生賢く手っ取り早く億万長者を目指し、連続起業家、起業投資家といった人生もあることも覚えておいて欲しいと思います。
そう!既にそういった若者は日本でも徐々に増えてきています。あながた気づかないだけかもしれませんが本当に増えてきてます。
日本の労働者現象が叫ばれてますが、大企業等の役員や幹部社員等は本当の意味で労働力が少なくなっている事に気づいてません。世の中が変わってしまっていることに、、、、でも大丈夫です。この記事を読んだ方はこれに少なからず気づき想像力が働くことになります。そして稼ぎ方、増やし方も変わってきています。世の中との接し方も変わってきています。
さぁ、あなたはどう100年時代を謳歌したいですか??