
つい先日、職場で親しくしていた同僚が「がんで休職することになった」と聞かされました。
まだ40代。健康そうに見えた人が、なぜ突然…?
がんは遠い世界の話だと思っていた私は、このニュースをきっかけに「がんと食生活」について真剣に調べ始めたのです。
目次
📊 日本とアメリカで、なぜ“がん”の状況が違うのか?
厚生労働省やアメリカ国立がん研究所(NCI)の最新統計を比較すると、驚くべき事実が浮かび上がってきます。
- 日本:がんの発生率・死亡率ともに依然として高水準。特に胃がん、大腸がんが多い。
- アメリカ:一部のがん(肺がん、乳がんなど)は高いが、死亡率は近年大きく減少。
この差は、医療技術の進歩だけで説明できるでしょうか? 実は、大きな違いは「日常の食習慣」に隠れているのです。
日本の死亡率↓ 日本は癌のでの死亡率が増加傾向

米国死亡率↓ 米国は癌による死亡率は減少傾向

🧪 がんリスクに影響する“食生活の盲点”とは
アメリカでは近年、赤身肉や加工食品、糖質の摂り過ぎががんの原因になるとして大きな見直しが進んでいます。一方、日本では「和食=健康」というイメージのもと、塩分摂取や魚の保存加工に由来するリスクが過小評価されてきました。
これからの時代、国境を越えた情報リテラシーが必要不可欠です。米国の減少傾向と、日本の停滞。その違いを深掘りしていくと、私たちが普段口にしている食べ物の中に、思わぬ「がんのスイッチ」が隠れていることが見えてきました。
例)日本食

例)米食

🧭 次回予告:「毎日のランチが、未来の病気を決めていた?」
次回は、米国の最新研究をもとに「赤身肉・加工肉・超加工食品」がどのようにしてがんを引き起こすのかを紐解いていきます。
思わず冷蔵庫を開けたくなるような“危険な常備食”も…?
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