親子の絆を深める方法:子育てに役立つ〇〇とは?

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”一人で抱え込み過ぎなんだよ”
と、小学校6年生が次の話しを親子でしたら児童が話してくれた。

それは、中学校の運動部顧問が3年生卒業に合わせて部活動のお別れ交流会(1,2年生合同)を行い、3年生向けにその顧問の先生が贈った言葉を親から聞いた小6の児童が自ら考え、親へ話した言葉です。

顧問が中学3生徒へ話した主な内容

【卒業おめでとうございます。君達は色々3年間あったと思うけど、他の学年主任や担任の先生からも君達はとても良い子で話も聞けるし、ちゃんとしていたと言っていまいした。私もそう思っています。そして全員卒業後の進路が決まったと3年の学年主任の先生から聞いています。これも君達が選んで達成出来たことはとても先生としても嬉しく思っています。3年間色々あったと思うけど、特に下級生との関りなど色々とあったと思うけど、自分の考えをしっかりもって話してくれたことはとても素晴らしいと思います。

私は君達より○○○が上手くなく、もっと上手くなって色々教えて上げれれば良かったと大変申し訳なく思っています。でも君達は凄く上手くなって成長したと思います。
私は一期一会と言う言葉が好きで、君達と出会えたことはとても素晴らしく良い思い出になっています。
又、これから出会う人とも仲良くやっていって欲しいし出逢いは大事にしてもらいたいと思っています。
そして、これからも出会う人は合わない人、合う人、色々といるけど、合わない人とも必ず出会います。
皆さん”ケセラセラ”というスペイン語は分かる人いますか?
1年生は私の授業で聞いているので覚えている人もいると思うけど、
”なるようになるさ”

ケセラセラ


という意味です。3年間で起きたこともなるようになってきたし、なるようにしかならなかったと思ういますが、何か良いことも悪いこともなるようになったと思います。失敗しても何か上手く行かなくてもなるようにしかならない。だから決して上手くいかなくてもあまり気にせず、大変なことがあってもいずれはなるようにしかならないので色々あっても乗り越えて下さい。

などと卒業生へ贈る言葉を話しました。

そして、この文脈を小学6年生に話し、あなたはどう思うと問いかけたところ彼は

”先生の仕事だからね”
”一人で抱え込み過ぎなんだよ”
etc

と自分で考え感じたことを話してくれました。

ここで気になる点、小学6年生で”一人で抱え込み過ぎなんだよ”というセリフはとても興味深く、大人であれば考えることが出来ると思います。思考力や洞察力など非認知能力ふくむ能力が高いことに気が付きましたでしょうか。

親が子供の成長を見守る中で、この言葉には心に響くものがあるのではないでしょうか。
先生方の言葉には、愛情と責任を感じますが、同時に子供たちに求める姿勢も感じられます。
それは、自己成長や自律を促すものであるかもしれませんが、一方で子供たちが抱え込みすぎてしまう可能性もあります。子供たちに自律性を与えることは素晴らしいことですが、その過程で孤立感や負担を感じさせることがあってはいけません。親が求めるのは、子供たちが自分自身で考え、行動する力を身につけることですが、同時にその過程で孤立感や不安を感じることなく、安心して成長できる環境を提供することも重要です。

実は、このような状況を抱える子供たちは、適切なサポートを受けることで大きな成長を遂げる可能性を秘めています。部活動や学校生活での課題に直面した場合、子供たちが一人で抱え込まず、親や他の大人と共に解決策を模索することが大切です。そのためには、親が子供たちの意見や感情を真剣に受け止め、共感し、協力する姿勢が必要です。

親が願うのは、子供たちが自分自身を大切にし、他者との関わりを大切にすることです。そして、そのためには自己成長だけでなく、他者とのつながりや共感、協力の大切さも理解することが重要です。

そのような理想の子育て環境を提供するためには、保護者自身が子供たちの成長に対する期待や自己の役割を見直すことも必要です。子供たちが抱える悩みや課題に寄り添い、共に解決策を見つけることが、子供たちの心の成長を促す大切な一歩です。

実はこの少年の発言の裏にある、学力は認知能力と非認知能力双方の能力が鍛えられている状態になります。
読解力始め思考力や洞察力、相手の立場や背景を考察などになります。そして、多少の社会心理学的な要素も学習対象となっています。
このような課題解決能力を醸成してるカリキュラムは小学校や中学校の授業だけでは中々発達させることが難しいのが日本の教育環境です。
保護者はこのような事例を参考にし、自らの子育てに活かすことがもっと高度に出来たとしたらどうしますか。
子供たちが思考力や洞察力を身につけ、自己成長を果たすことができる環境を提供するために、保護者は常に努力を惜しまず、子供たちと共に歩む覚悟と適切なサポートが必要だと思いませんか。

そんな思いを大切にどうしたらもっと良いのかが学べるのが(社会)心理学、神経科学などの基礎講座が受けられるのが➡ こちら です

” 上記、文章の仮想定
この中学の部活動には外部指導者が在籍し、誰が見ても明らかに顧問よりその競技レベル、指導レベルも極めて高く、生徒も実際その指導者の下に行っていた場合は、結果も出せ、笑顔で楽しみながらトレーニングにチャレンジし、まさに子供がやったことがない遊びを夢中になってやる状態、興味あるものにワクワクしながら果敢にチャレンジし、能動的に活動が出来て状態です。
が、顧問の方針がまずは生徒に自由にやらせて、後でこっちの言う事を聞かせるといった考えのもと部活運営を行っており、何か上手くいかなくてもこの子達の将来何かのやくになればとの想いでやらせている自主性を重んずる方針だからです。
尚、この部活の対外成績は1,2回戦敗退ですが、生徒は好きなことをある程度、好きなように取り組めているので負けてそこ迄悔しいとかの感情は無く、また同じ取組を行ういわゆるエンジョイスポーツに近いチーム状態。

今回、顧問が卒業生に充てた贈る言葉を、”私がもっとテニスが上手くてもっと上手に教えてあげることが出来たらと思っていますが、それが出来ず申し訳ないです”といった言葉に対して”一人で抱え込み過ぎなんだよ”と発言しました。それ以外の内容については”先生は仕事だから言ってるんだよ”と纏めてました。

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